『 とにかくギターが好き 』

あまり兼ね備えていない

ギタリストとして活躍するためには、ギターで高いレベルの演奏を行わなければなりません。そのためにはいろいろなことを学び、しっかり練習していく必要があります。仕事として表に出ている以外の時間も、ギターの練習などに充てなければならないこともあるのです。その時間を辛いと感じてしまうと、ギタリストの仕事にも差し支えますし、良いパフォーマンスもしづらくなります。とにかくギターが好きでギタリストになる方は、そういった目に見えない部分の学びや練習にも積極的に取り組みやすく、仕事に喜びも感じられます。だからこそ、ギターが好きかどうかは大きなポイントとなってくるのです。

『 ギター以外の音楽知識も学ぶ意欲がある 』

十分に兼ね備えている

ギタリストは常に学び続けていく必要があります。自分のテクニックなどを高めていくことはもちろんですが、どの様な形での演奏が求められているのか、今流行しているものなど、パフォーマンスをするうえで知っておかなければならないことはたくさんあります。自分の好きな曲だけ弾けばよいのではなく、求められたり人に合わせたりする必要もあるので、自分の知っていることや好きなこと以外にもアンテナを張って学んでいかなければならないのです。それについていく意欲を持たなければ、活躍できるギタリストにはなれないでしょう。

『 コツコツ努力できる 』

そこそこ兼ね備えている

ギタリストは派手なように見えますが、実は裏で練習をしたり、打ち合わせをしたりと地味なこともこなしていかなければなりません。華やかなところで楽しくやりたいとだけ考えていると、仕事としては成功しにくいでしょう。趣味でギターを楽しむのなら自分のペースで練習をしていてもよいですが、仕事としてギター演奏を受けるならやはり目立たない部分での活動や努力が欠かせません。そういったところもきちんとこなせるようであればギタリストとしてやっていきやすくなるでしょう。

『 人とのコミュニケーションが好き 』

あまり兼ね備えていない

ギタリストはソロで演奏することもありますが、ほかの人と合わせたり、伴奏をしたりすることも多いです。その場合はしっかりほかの人と合わせていく必要があります。技術的に努力することはもちろんですが、コミュニケーションをとりながら求められている演奏をしていくことが必要になるのです。そのため、打ち合わせや普段の練習などでしっかりコミュニケーションをとれるかどうかが演奏の成否のカギとなってきます。

『 人前に出ることが好き 』

そこそこ兼ね備えている

人前での演奏がギタリストの最も輝く時間です。しかし、人前に出ると緊張してしまって本来のパフォーマンスができないこともあります。人前に出ることが好きで緊張もあまりしない方は、力をしっかり発揮できるでしょう。もともと人前に出ることが好きな方が向いていることはもちろんですが、慣れない方でも人前で演奏する経験を積んでいく中で慣れていき、好きになっていくこともできるでしょう。ギタリストを目指すなら人前に出る経験をしっかり積んでいくことを意識したいものです。

『 音楽の基本的な知識がある 』

あまり兼ね備えていない

自己流でギターを学んだ方は、音楽知識に乏しいことがあります。そうすると演奏のバリエーションが広がりにくかったり、ほかの人と合わせるときについていきにくくなったりします。楽譜が読める、用語を理解しているなど、音楽知識を使いこなせる形で持っておくことで、演奏の幅が広がり、求められることを的確につかんでいくことができるでしょう。知識を付けるための勉強も欠かせません。

『 オシャレである 』

そこそこ兼ね備えている

ギタリストは演奏で魅せることはもちろんですが、そのスタイルにも注目が集まることが多いです。おしゃれをすることが好きな人、またセンスの良い人はそちらでも人気が出てくるかもしれません。曲に合わせたスタイリングなどもできるとより表現も深まりやすいでしょう。

『 話術に長けている 』

十分に兼ね備えている

ギタリストで舞台に立つような場合、自分でお客様に曲名を伝えたり、楽しんでもらうためのトークをする必要が出てくることがあります。そうした場合には話術に長けていることが役立つのです。ギターの技術とともにトーク力も磨いていきましょう。

『 アドリブに強い 』

十分に兼ね備えている

舞台での演奏は何があるかわかりません。突発的なことがあった時にすぐ対応できるのもギタリストには必要な素質です。間違えた時のカバー、アレンジ、曲名の急な変更などへの対応など、対応力が必要な場面はたくさんあります。

『 長期間諦めずに目標を追求できる 』

十分に兼ね備えている

ギタリストとしてスムーズに成功することは稀です。下積みの時期があったり、長く思うような活動ができないこともあるでしょう。それでもあきらめずに続けられるかは重要なポイントです。続けていくためには別の収入源を持っていることも役立ちます。

※シェアすると下の画像とテキストが投稿されます

ギタリストとは、楽器であるギターを使った演奏で収入を得ている人のことで、音楽関係の職種の一つでもあります。

基本的にはギター演奏を行うのがギタリストの仕事となりますが、作曲や編曲などの技術も求められ、生演奏では即興のアドリブにも対応できるほどの実力が必要です。

また、ギタリストは一人のアーティストとして、または自身が率いるバンドとしての活動の他にも音楽学校の講師、プロのミュージシャンのライブのバックバンドへの参加、スタジオミュージシャンとしてのレコーディングの参加なども活躍の場となります。

扱うギターもエレキギターやアコースティックギター、クラシックギターなど幅広く、様々なジャンルのギターを使いこなせる人に向いている職業です。

ギタリストになるには必要な資格はありませんが、プロとして通用するにはそれ相応の実力が必要です。

そのため、個人で練習を積み重ねるには限界があり、ほとんどの場合はバンド活動を経てデビューをするか、オーディションを受けて音楽関係の事務所に入ることでギタリストとしての活動が始まります。

また、自分でサンプルの音源を入れたデモテープを音楽事務所に送る方法もありますが、一度や二度で関係者の目に留まることは少ないです。

ですが、地道なライブ活動やSNSなどを利用したパフォーマンスを繰り返すことによって、関係者から声がかかることは実際にあります。

なお、音楽学校でギターを学ぶという方法もあり、こちらはプロの指導の下でギターの技術を得ることができ、様々なジャンルの音楽に触れることでギタリストとしての技術の幅も広がるというメリットも得られます。

ギタリストは経験年数や場数、人気や実力によって給料や年収は異なるため一概に表すことはできません。

一つの依頼に対する報酬も個人によって違いがあり、依頼も常にある訳ではありませんが、プロとしての実績を積めば安定した収入を得ることは可能です。

なお、複数のギタリストの意見からは平均的な年収は300～500万円という結果が出ていますが、中には700万円の人も存在し、ミュージシャンのサポートをしながら音楽学校の講師も掛け持ちで担っている方もいます。

どうしても人気や実力に左右される業種のため、人前に立つギタリストとしての収入は人それぞれですが、ライブのサポートやスタジオミュージシャン、学校の講師であればミュージシャンや生徒からの信頼で安定した収入を得ることは難しくありません。

ギタリストは、自身やバンドとして活動することになった場合は音楽事務所に所属することとなり、ライブをサポートするギタリストやスタジオミュージシャンは同じく音楽事務所、あるいは音楽レーベル会社などに所属します。

中にはフリーランスとして活動している人もいますが、確定申告などの事務作業や依頼の受注、打ち合わせなどの様々な業務を自分で行うことになるので、事務所に属した方がギタリストとしての業務に専念することができるので安心です。

なお、講師として働く場合は音楽学校の採用試験のクリアが条件となりますが、実力だけではなく人とのコミュニケーション能力や指導力が求められ、イベントの開催なども行われますのでチームをまとめる力や協調性なども必要とされます。