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ジョハリの窓(4つの窓)であなたを主観と客観で見る

3step30分

こんにちは、就活・転職の自己分析専門サイト「Questi」編集部です。

今回は「ジョハリの窓」 についての解説をしていきます。

ジョハリの窓とは、自分自身で認識している自分の性格と、他人から見た自分の性格を4つの項目に分類することで、客観的な視点を含めて自分を見つめ直すことを目的とした自己分析のためのフレームワークです。

ジョハリの窓を行うことで、「自分で認識している自分」と「他人の目から見た自分」のズレを発見することができ、それらに対してどう対処するのかを考えることが可能になります。

良くないと思えるような点が見つかればカバーするような努力をするきっかけになり、自分では気づいていなかった自分の長所が見つかるような場合もあるでしょう。

自分一人での自己分析は十分に行ったので、他の人から見た自分も知りたいと思っている方におススメの自己分析手法となります。

面接では以下のような質問に答えられるようになるでしょう。

  • あなたの強みはなんですか?
  • あなたの弱みは何ですか?
  • あなたの性格を表現するならどのようなものですか?
  • あなたは周りのひとからどのように言われることが多いですか?
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実践

それではジョハリの窓について詳しく説明していきます。

実践した場合の所要時間は約30分、3Stepでの完了となります。

まずは準備するものについてです。

準備① 参加者を集める

ジョハリの窓は複数人で相互に自己分析・他己分析を行うものなので、複数の参加者が必須となります。加えて、人数が少なすぎると自己を多面から見るという効果が薄くなってしまうので、5~8人での実施が推奨されています。

また、普段から付き合いのある、性格をよく知ったもの同士で行うのが理想です。同じ就活中の仲間を集めて行うのが、モチベーション高く行えるのでおすすめです。

準備② 性格項目を用意する

多人数でのスムーズな実施のため、他人の性格を評する項目をあらかじめ用意しておきます。

以下のような項目がよく使われていますが、必要に応じて項目を変えたり新たに加えても構いません。

  • リーダー資質がある
  • 空気が読める
  • 情報通
  • 根性がある
  • 責任感がある
  • プライドが高い
  • 自信家
  • 頑固
  • 真面目
  • 慎重
  • 頭が良い
  • 発想力がある
  • 段取り力がある
  • 向上心がある
  • 行動力がある
  • 表現が豊か
  • 話し上手
  • 聞き上手
  • 親切
  • 明るい

性格の項目には番号をふっておくと、スムーズに実施することが可能になります。

準備③ 人数分の紙とペン、資料

参加者が使う分の紙とペンに加え、準備②で用意した性格項目の一覧が書かれた資料を用意して配布します。

紙は、参加者の数+まとめる用の1枚の枚数の紙が人数分必要になります。具体的には、5人で行う場合は5+1の6枚の紙が5人分、全部で30枚の紙が必要になります。

準備が整ったら、ジョハリの窓を実践していきましょう。

Step1

自分の性格について当てはまる項目を書く

まずは自分の性格について、準備②の性格項目一覧の中から当てはまると思うものすべてについて一枚の紙に番号を記入していきます。

例えば、発想力がある 、行動力がある 、聞き上手 といった項目が当てはまると考えるなら、②、⑤、⑧といったように番号を記入していきましょう。

Step2

他人の性格について当てはまる項目を書く

次に、他の人について同様に、性格項目一覧の中から当てはまると思うものすべてについて対象の人に対して一枚の紙に番号を記入していきます。

この紙は後で対象の人に渡すことになるので、名前を書くなどして相手がわかるようにしておいてください。

この作業を参加者全員が、全員に対して行います。

Step3

結果の集計と分類

最後に、書き終わった紙を対象者の手元に集めて結果の集計を分類を行います。

自分で記入した性格項目と他人が記入した性格項目を見比べて、「準備②の性格項目の一覧」を以下の4つの分類に分けていきます。

  • 開放の窓:自分と他人の両方が記入した項目
  • 秘密の窓:自分は記入したが、他人は記入しなかった項目
  • 盲点の窓:自分は記入しなかったが、他人は記入した項目
  • 未知の窓:自分と他人の両方が記入しなかった項目

このとき、各項目について重複されて指摘された回数を併記しておくと、重みがあり信頼のできる項目であるのかと判断できる基準になるかと思います。

以下、4つの項目について詳しく説明していきます。

①開放の窓

自分でも他人からも共通して認識されている性格となります。

この項目に分類されるものが多いほど、自分と他人の自己認識の一致が多くなるので、自分自身への客観視がうまく行えていると言えるでしょう。

②秘密の窓

自分ではそう思っているものの、他人からは認識されていない性格となります。

他人から認識されていない性格なので、表立っていない弱いものであるか、現状ではそうありたいと願っているだけの性格だといえるかもしれません。

③盲点の窓

自分では気づけていない、他人からのみ認識されている性格となります。

この項目は自己分析において新たな面を発見するために重要な項目となります。自分では気づかなかった新たな強みや魅力をアピールできるようになるかもしれません。

④未知の窓

自分でも他人からも認識されていない性格となります。

誰からも指摘されなかったものなので、基本的には自分には当てはまらない性格であると言えます。ただし、あくまでもまだ認識されていない、という状態なので、本当にそうなのか?と疑問を持ってみることは大切です。また、今の自分には足りないものであるとも言えるので、自己を高めるためのヒントともなりうるでしょう。

以上のようにジョハリの窓を行っていくことで、多くの視点から自分を見つめなおし、理解を深めることが可能になります。

リモートでの実施

上記では、基本となる対面形式での実施方法について解説していきましたが、複数人を同じ場所・時間に集めるというのは難しい場合もあるかもしれません。

その場合には、LINEやGoogleスプレッドシート、Zoomなどの一般的なスマートフォン・PC用のアプリなどでリモート上で同期・非同期的に行う工夫をしてみてください。

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まとめ

今回はジョハリの窓についての説明をしてきました。

ジョハリの窓を実施するためには、事前の準備や複数の参加者の確保などハードルが多少高いものとなっていますが、その分実施した場合に得られるものは多くなっています。

一人での自己分析では得られないような、多くの視点から自分を見直すことができ、新たな自己の認識と深い理解が得られることでしょう。

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