【500人アンケート】大企業とベンチャー社員が思う「理想の職場環境」は違うのか?

【500人アンケート】大企業とベンチャー社員が思う「理想の職場環境」は違うのか?

アンケート調査2020.3.1

こんにちは。

今日は「理想の職場環境」について調べた結果を共有します。

現在の職場環境が理想に近いか遠いかは人それぞれだと思いますが、少なからずみんな何かしらの理想を持っているはずです。

誰しも理想に近い職場で働けたら幸せですよね。

しかし理想と言っても、働いている企業の規模や風土によって環境は違うため、そこがベストだと感じて入社した人達の価値観は異なっているはずです。

今回は大企業や中小企業、ベンチャー企業など、働き方や社員の気質が違うであろう環境の違いによって、理想の職場環境はどう違っているのか調査してみました。

結果に違いが出るのであれば、就職前や転職前にある程度どの規模や形態の企業が自分に合っているか当たりがつけられます。

今自己分析などで自分に合った環境を探しているという方は、この記事を読んで是非理想の場所について考えてみてください。

調査概要

今回は大企業、中小企業、ベンチャーで働く20代~30代の社員の方々500名にアンケートを行って「理想の職場環境」の違いを調べました。

アンケートはネット上で行っています。

調査方法ですが、以下の職場環境に関する10の質問に5段階で回答してもらいました。

  1. 静かでシーンとしているよりワイワイにぎやかなオフィスが良い
  2. クリエイティブな直感よりもロジカルな数字重視
  3. 個人プレーよりもチームプレー
  4. 確実性よりスピード重視
  5. 地方よりも都会勤務
  6. ルールを重視するよりルールにしばられない働き方
  7. 安定よりも挑戦
  8. 似たような人の集まりではなく多様性のあるメンバー
  9. お金が少なくてもやりがいがあればOK
  10. 優秀な経営者の意見に従うより、下の社員達のアイデアで動く会社が良い
  1. そう思う
  2. まあまあそう思う
  3. どちらでもない
  4. あまりそう思わない
  5. 全くそう思わない

10の質問は全て「静か or 賑やか」「個人プレー or チームプレー」といった対局となる価値観のどちらに近いかを探るものです。

どちらよりの価値観に感じるかを5段階で評価してもらうわけです。

なお、今回の質問はあくまで「理想の職場環境」であり「現在の職場環境」ではありません。

今の環境がどうであれ、どういう理想を持っている人達がどういう環境で働いているかを知るためのものですので、その点はご注意ください。

また、今回の調査結果は職種別に行ったものではなく全職種の平均となっています。

職種によって傾向が変わってくることは考えられますので、また改めて職種別の分析は行いたいと思います。

今回は全職種の全体の空気感を調べたものとお考え下さい。

結果

それではアンケートの結果を公開します。

今回大企業と中小企業の方のアンケート結果がほぼ同じものとなったため、2つを合算して平均を取るようにしています。

そのため、「大企業+中小企業」「ベンチャー企業」の比較となります。

表については

  1. 大企業+中小企業社員にとっての理想の職場
  2. ベンチャー企業にとっての理想の職場
  3. 大企業+中小企業とベンチャー企業の理想の違い

の3つを順に紹介していきます。

大企業+中小企業の「理想の職場環境」

大企業+中小企業の結果は以下の通りです。

大+中小企業社員の「理想の職場環境」
項目 点数 項目
賑やか +0.4 静か
ロジカル +0.2 直感
チーム +0.4 個人
スピード -0.1 確実性
都会 +0.2 地方
ルールなし +0.4 ルール重視
挑戦 -0.1 安定
多様性 +0.5 同一性
やりがい -0.3 お金
ボトムアップ +0.4 トップダウン
表中の点数は中央の3点(どちらでもない)からどちらよりに何ポイント振れているかを示しています。

例えば「賑やか or 静か」では+0.4で「賑やか」よりになっていますので、大企業+中小企業の人達は比較的「賑やかな職場環境」を求めていることになります。

まず、「賑やか」か「静か」でいうと+0.4ポイントと「賑やか」寄りの価値観となっています。

静かでシーンとしている職場よりも活気がある方を好む人が多いですね。

「ロジカル」か「直感」かは「ロジカル」寄りの考え方が多いようです。

一般的に社内人員の割合でクリエイティブ職系の割合は少ないかと思いますので、それ以外の社員ではロジカルな傾向が出やすくなるのでしょうか。

「チーム」か「個人」かでは、「チーム」寄りの考えを持つ方が多くなっています。

大企業は大人数での連係プレーが主となりますので、そういった働き方を許容できる価値観の人が集まるのでしょう。

「スピード」と「確実性」では、わずかですが「確実性」が上回りました。

イメージとしてはベンチャー企業は「スピード」大企業は「確実性」を求める人が多そうですが、かなり数値は小さいもののイメージ通りの結果となりました。

「ルールに縛られない働き方」と「ルール重視の働き方」では「ルールに縛られない」ほうが優位となりました。

大企業は仕組みやルールがメインの職場であるにも関わらず、それとは反対にルールに縛られたくないと考えているのは意外ですね。

ここは実際の職場とのギャップを感じている人がおおいかもしれません。

「挑戦」と「安定」はわずかですが「安定」を好む人が多いという結果になっています。

大企業のイメージは安定かと思うので、「安定」思考の人が多いことは不思議ではないですよね。

「多様性」と「同一性」では「多様性」が大きく「同一性」を上回りました。

現在は多様性がトレンドであり、ベンチャーだけでなく大企業や中小企業の方々も多様な人々と働きたいと考えているようですね。

「やりがい」と「お金」では「お金」を求めて働いている人が多いという結果となりました。

大企業や中小企業では「お金」「安定」「確実性」といった、仕事での自己実現性よりも現実的な生活を好む傾向の人が多いようです。

最後に「ボトムアップ」「トップダウン」ですが、大企業や中小企業の人たちは上の人たちのアイデアに従って働くことを好むようなイメージに対して、働いている人達は自分達でアイデアを出して物事を進めたいと考えているようです。

これは意外な結果ですね。

ベンチャー企業の「理想の職場環境」

次にベンチャー企業社員の理想の職場です。

ベンチャー社員の「理想の職場環境」
項目 点数 項目
賑やか +0.4 静か
ロジカル +0.2 直感
チーム +0.2 個人
スピード +0.1 確実性
都会 +0.4 地方
ルールなし +0.4 ルール重視
挑戦 +0.3 安定
多様性 +0.7 同一性
やりがい +0.1 お金
ボトムアップ +0.5 トップダウン

賑やかかどうかは、大企業+中小企業と同様に賑やかな職場を好む人が多いようです。

ロジカルやチーム重視の考え方も大企業+中小企業と傾向は変わりません。

スピードと確実性ではわずかですがベンチャー企業の人たちはスピードを重視していることがわかりました。

ここは大企業+中小企業の人達と違う傾向ですね。

また、都会重視、ルールなしの環境を好むのは大企業+中小企業の社員と変わりませんが、大企業+中小企業の社員と違って「安定」よりも「挑戦」を好む人達が多い事がわかりました。

まさにベンチャーと大企業中小企業の特徴の違いのイメージ通りの結果ですね。

多様性については+0.7ポイントとかなり差がついており、ベンチャー社員の人たちは多様な価値観の人達と働きたいという思いが強いようです。

「やりがい」と「お金」についても大企業+中小企業と違いが出ました。

先ほどは「お金」重視の価値観でしたが、ベンチャーではわずかですが「やりがい」を重視する傾向が出ています。

これもなんとなくイメージ通りですね。

「トップダウン」、「ボトムアップ」の傾向は変わらず、自分達で何かを提案したいという思いが強いようです。

「大企業+中小企業」と「ベンチャー」の理想の違い

最後に違いについておさらいしていきましょう。

以下は大企業+中小企業とベンチャー企業のそれぞれのポイントの差分を出した表です。

どういった価値観の違いがあるかを改めて差分という形で確認していきます。

「大企業+中小企業」と「ベンチャー」の理想の違い
項目 大+中小 ベンチャー 差分
賑やか>静か +0.4 +0.4 0
ロジカル>直感 +0.2 +0.2 0
チーム>個人 +0.4 +0.2 0.2
スピード>確実性 -0.1 +0.1 -0.2
都会>地方 +0.2 +0.4 -0.2
ルールなし>ルール重視 +0.4 +0.4 0
挑戦>安定 -0.1 +0.3 -0.4
多様性>同一性 +0.5 +0.7 -0.2
やりがい>お金 -0.3 +0.1 -0.4
ボトムアップ>トップダウン +0.4 +0.5 -0.1

違いがない項目

【賑やか>静か】共に+0.4ポイントと賑やか寄りであり、差はありませんでした。

【ロジカル>直感】こちらも+0.2ポイントとロジカル寄りです。

【チーム>個人】大企業+中小企業の方が+0.2とややポイントは大きいですが、チーム重視の傾向は変わりません。

【都会>地方】共に都会で働く希望が多い結果となりました。

【ルールなし>ルール重視】+0.4ポイントで差分なくルールに縛られない働き方を好む人が多いことがわかりました。

【多様性>同一性】同一性の高い組織よりも多様性に富む人達と働きたいという価値観が共通していました。

【ボトムアップ>トップダウン】トップダウンで意見を聞くというよりは自分達の意見で推進したいという思いは共通のようです。

違いがある項目

【スピード>確実性】大企業+中小企業は確実性、ベンチャー企業はスピード重視でした。ここは両者の大きな特徴と言っても良いかもしれませんね。

【やりがい>お金】大企業+中小企業はお金重視、ベンチャー企業はやりがい重視でした。ベンチャーの人もお金は求めていると思いますが、寄りやりがいのある仕事に思い入れがあるようです。

【挑戦>安定】ここもイメージ通りと言えばイメージ通りですね。挑戦のベンチャーと安定の大企業+中小企業という構図です。

まとめ

今回は20~30代の社会人500人へのアンケートを通して、大企業+中小企業の社員とベンチャー企業の社員の「理想とする職場環境の違い」について分析してみました。

結果としては以下のような違いが確認できました。

  • 大企業+中小企業は「確実性」、ベンチャー企業は「スピード」
  • 大企業+中小企業は「お金」、ベンチャー企業は「やりがい」
  • 大企業+中小企業は「安定」、ベンチャー企業は「挑戦」

どちらが自分に向いているか悩んでいる方は、今回のアンケートの質問を自分でも回答してみてください。

回答によって自分がどちら寄りの考え方に近いのかがわかると思います。

理想ではなく現実はどうなっているのか?

今回は「理想の職場環境」調査でしたが、次回は「現在の職場環境」について調査してみた結果を共有したいと思います。

理想と現実の違いや、価値観による職場満足度の違いなどについても触れる予定ですので、気になる方は是非チェックしてください。

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